縮毛矯正の失敗の原因と対策

19世紀の最後に縮毛矯正やストレートパーマが流行り始めましたが、
当時の縮毛矯正の薬剤や技術、知識は今ほど発達していなかったこともあり、
トラブルも驚くほど多く、全く効かなかったり、
不自然なストレートの髪の方が目立っていたようです。

最近は技術も薬剤も格段に向上していることもあり、
腕が確かな美容師さんに縮毛矯正をしていただければ
ダメージもほとんどなく綺麗で自然なストレートに仕上げていただけることもありますが、
酷い髪のダメージの原因になったり不自然なストレートになるといった昔と変わらないトラブルのお困りごとも残念ながら今でもよく伺います。

同じ方の髪でも部分によって、くせの強弱や違い傷みの度合いが違うため、
上手にそれぞれの部分のくせの強さを見極めてそれに応じた縮毛矯正剤を塗布して置く反応時間を調節することはとても難しく十分な知識と経験、判断力を持った美容師さんというのはそれほど多くありません。

ストレートにならなかったり、くせが残るというのも残念ですが
一番多く怖いのはちりちりになってしまったりする髪の大きなダメージ。

こうなるとこの部分の髪の回復はまず諦めるしかなく、
髪が生え換わるまでかなり長い間悲しい気持ちになってしまいます。

薬剤の反応時間の見極め以外にも
同じところを何度もヘアアイロンをあてられたり圧力をかけすぎて髪自体がつぶれてしまうといったトラブルも伺います。
くせ毛で髪質が固い方の髪への縮毛矯正は難しく、力を入れ過ぎてこのような失敗をしてしまわれることがあるそうです。

ただ、これは本当にごく基本的な失敗で自宅矯正等に挑戦された方の事例以外に伺ったことはありません。
もともと縮毛矯正自体、弊社はお勧めしておりませんし御自宅での縮毛矯正については問題外と考えておりますが、
どうしても試してみられたい場合、
まず失敗しても目立たなくてあきらめられる部分で試してみられ、アイロンを使用される際にプレートで挟む毛束、つまり髪の量をごく少なくされると、無理な力をかけるといったトラブルが起きづらく、この点でのトラブルは避けやすくなりますが、その分時間もかかりますし、既にアイロンをあてられた部分を上手に避けムラなくあてるのはとても困難であることをお忘れにならないようどうかお願いいたします。

また、ヘアアイロンをあてていく方向も要因のひとつです。
前髪のセットは難しいポイントでもありますが、
あまりまっすぐにしすぎると、わざとらしく見えてしまいます。
若干内側に巻く気持ちですべらせると、うまくいくようです。

美容室でお願いしても、ご自宅で試されても
トラブルの起きやすさが違うだけでやはり髪の大きなダメージが生じる危険はつきものです。
不用意な縮毛矯正で髪に大きなダメージが生じてしまうと髪の回復はまず諦めるしかなく、
髪が生え換わるまでかなり長い間悲しい思いをされることになってしまいます。

そのため、私共は縮毛矯正に頼らなくて済むお品をお届けしておりますが
御事情や毎日のヘアスタイリング時間もないといった方がどうしても
縮毛矯正をとお考えでしたらどうか十分検討され
腕の確かな美容師さんに御依頼いただくことをお勧めしています。

メインサイト http://www.estp.co.jp/

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