ストレートヘアアイロンの種類と髪トラブル対処法

ストレートヘアアイロンは、カールタイプのヘアアイロンのように巻きつけるものではなく、
一対のプレートで挟んで髪に熱を与えまっすぐにする仕組みになっています。

ヘアケア・ヘアスタイリング力の高いものの場合は、
軽く挟んで衣類用のアイロンのご使用のように髪の上を流すこともできます。

※髪が酷く傷み脆くなっている場合や、ヘアアイロン自体のケアスタイリング力が劣るものの場合は
髪に大きなダメージが生じるため絶対に流す形では行ってはいけません。

カール用の場合は機器についているクリップで挟まれますが
ストレートタイプのヘアーアイロンは挟む形になることから力加減によっては
プレートに余計な圧力がかかりすぎ、髪の組織の損傷に繋がり酷く傷む原因になるため
不必要に力を入れ過ぎないようにするため
ご自身にあったタイプのヘアアイロンを選ばれることと
不自然に力を入れ過ぎないよう誤ったご使用の癖をつけないよう十分な注意が必要です。

また、ストレートアイロンの種類は、カールタイプのものと同様に様々でプレートの大きさや素材も大きく異なります。

ヘアアイロン選びで一番失敗が多いのがプレート幅です。
髪が短めの方は幅が広いプレートを使用すると髪をしっかりホールドできないため、
ご使用予定の髪にあった幅の狭いプレートを選ばれないとスタイリングができません。
また、髪の長い方は幅が狭いプレートではヘアスタイリングに時間がかかる上に
あてムラができやすく髪への負担も大きくなってしまいますが
幅が広すぎると前髪等の短い部分のスタイリングが難しくなったり、
ヘアアイロン自体の重量が負担になることもあります。

どんな髪の場合でも狭すぎず広すぎない最適なプレート幅を選ばれるため
ご自身の用途や普段ご使用の機器の重さ等を参考に十分検討されることをお勧めします。

ご使用から数カ月経ってからわかるプレートの素材の失敗もプレート幅の問題に続いて多いようですね。
金属系のプレートを選ばれた場合やコーティングタイプのプレートを選ばれると
ご使用始めは気持ちよくスタイリングが決まるのに数カ月で髪へのダメージが蓄積し
酷い髪の傷みやご使用前より髪のくせが強くなるといったトラブルが生じます。

コーティングタイプのものには特に注意が必要です。
ご使用始めはコーティング素材が緩衝材の役目を果たしますが
数週間~数カ月でそれが摩耗、あるいは剥がれていき
使い古されたテフロン加工のフライパンのように髪の焦げ付きや引っ掛かり等の酷いダメージの原因になります。

また、金属プレートにセラミックやトルマリン等をコーティングしているだけのものや
プレートではなくヒーター部分にセラミックを採用しているだけで
「セラミックヘアアイロン」等と称して販売されていたり
100%素材ではなくコーティングタイプなのに100%セラミック等と明記され販売されているものを購入されたという
酷い被害に遭われた方も少なからずおられますので、
ご使用中に首を傾げられることがあれば
すぐにご使用を取りやめられお品の状態や素材をご自身で確認をされることをお勧めします。

髪は一度傷んでしまうとそこから栄養が流れ出し
傷みが加速していく原因にもなり修復のためにはたくさんの時間とケアが必要になります。
不審に感じられた場合は深刻なトラブルが生じる前にすぐにご使用を取りやめられることがとても大切です。

髪のスタイリングのためには少なからず髪へのダメージが生じるため
上手にお品を選び最適なスタイリング方法をとられ
髪へのダメージを最小限に抑えることをご重視ください。

メインサイト http://www.estp.co.jp/

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